死に至る病は全体なき部分である

全体のない部分はすっきりしない。
ドロドロネチネチしている。

だがここに欲求不満が生まれ、
猛烈に金権欲求が昂進する。

そしてこのすっきりしないことが、
猛烈に学習心を刺激する。

   *。
すっきりしない意識が、
金権欲求と学習心を高揚した。

これが日本の産業パワーであったのではないか。

*。
だがこの繁栄には、満足がない。

達成感はあっても、生き甲斐がない。

*。
生き甲斐は全体にあり、
部分の全体で生き甲斐を合成できない。

     *。
西欧に追いつけ追い越せ、
追いついたかに見えるが、生き甲斐もなく、
西欧に見下され、尊敬されることはなかった。

*。
それを西欧の嫉妬と取る。

そうでないともいえないが、そうであるともいえない。

即ち、追いつけ追い越せは、
全体なき部分であり、
生き甲斐があるともないともいえない状態だ。

即ち、反ゲーデル帝国であった。

即ち、妄想を展開した。

     *。
西欧も実存とか現存在で苦しむ。

知識活動が人間を偽造してしまい、
本物であることが如何に難しいか。

本物でないことは、全体なき部分であり、
ここに生きている喜びはない。

これを如何に快楽で満たそうとも、生き甲斐は得られない。

*。
生き甲斐なき喜び、
これが感動と癒しであり、成功と幸福の物語だ。

積めば積むほど、不満が昂じてくる。

*。
快楽の作る欲求不満、
これが現代病だろう。

心を壊して得る快楽、
それが死に至る病であろう。

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